イリーナ・アレクサンドロヴナ・セダコワ博士講演会
【日時】:2013年2月3日(日)16:00~18:00
【会場】:早稲田大学 早稲田キャンパス(旧称・本部キャンパス)9号館5階小会議室
【アクセス】:http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
【講演題目】:"Ritual Year in Bulgaria and Russia:Traditions and Modernity"
*使用言語:英語。
【講師紹介】
イリーナ・アレクサンドロヴナ・セダコワ博士(ロシア科学アカデミー・スラヴ学研究所)は、ロシアで現在最も活躍している南東欧言語文化の専門家で、主にブルガリアをフィールドとしている民族言語学者です。セダコワ氏の研究の関心領域は広く、バルカン言語連合の諸問題、ブルガリアやその他のスラヴ人の民間信仰、フォークロア、風習などを、言語学を中心とした学際的なアプローチで取り組んでいます。セダコワ氏は、これまでに180を超える論文などを国内外の有力研究誌に執筆していますが、中でも単著『ブルガリア人の言語と文化におけるバルカンのモチーフ』(2007)は、ブルガリア語にも翻訳されるなど高い評価を得ており、また故・ニキータ・イリイチ・トルストイが主導的役割を果たした百科事典『スラヴ古代文化』(1995-2012)の主要な著者の一人です。