まえがき ………………佐藤昭裕………3
【講演】
(解説)イリーナ・セダコワ博士およびヤロスラフ・ゴルバチョフ博士の講演会によせて
………………野町素己………6
Ritual Year in Bulgaria and Russia: Traditions and Modernity ………………Irina Sedakova………8
A Diachronically-Motivated Typology of the Early Historical Slavic Verb
………………Yaroslav Gorbachov………33
【シンポジウム記録】
ブルガリアと日本の文化交流 ………………ヨフコバ四位エレオノラ………76
ウクライナと日本の文化交流 ………………原田義也………78
チェコと日本の文化交流 ………………ペトル・ホリー………79
ポーランドと日本の文化交流 ………………イヴォナ・メルクレイン………82
【論文】
スラヴ諸語におけるワイン醸造術の用語とその文化史的考察 ………………佐藤規祥………84
現代ポーランド語における「er 型男性名詞」の曲用について ………………貞包和寛………108
ブルガリア語方言における目的語の接語重複と前置詞 ПЪ について── ルーマニア・ブラネシュティ村の方言を例に── ………………菅井健太………129
ミレナ・イェセンスカーがモードに託したメッセージ (1) ── モード・エッセイ集『人が衣装をつくる』Člověk dělá šaty (1927) と初出記事との比較から── ………………半田幸子………151
──シュティルスキーの作品におけるフレームの効果── ………………宮崎淳史………181
二言語詩人フォーゲル ………………田中壮泰………216
ミラン・クンデラとチェコ文化の平民的伝統 ………………田中柊子………242
【書評】
阿部賢一著『複数形のプラハ – Praha v množném čísle –』(人文書院、2012 年、258 頁)
………………藤田教子………266
【報告】
国際ワークショップ「ヨーロッパ言語地図の中のスラヴ諸語」に参加して ………西原周子………271
執筆者一覧 …………………276
活動記録(2013 年 4 月〜 2014 年 3 月)………………… 278
編集後記 …………………282
日本スラヴ学研究会会則 …………………283
『スラヴ学論集』投稿規程 …………………284
奥付 …………………285